May 20, 2011

サッカーユニフォームしなければならないと

我が家の小学生になる息子も、近所のサッカークラブに所属しています。まだ最初の1年とい​​うこともあり、ポジションもサッカーのユニフォームにもないのですが、その中で購入することになりそうです。サッカーユニフォームは、上下に並べ替え、かなり高額なので、少し大きめのを購入することになるが、子供も成長期から2年程度の交換になるだろう費用がかかるのが心配です。
最近では、ヨガの世界的な人気の増加の影響で、スポーツクラブのほとんどがヨガの教室を用意することになりました。欧米の著名人がヨガに注目し、世界的にヨガの人気が盛り上がりを見せました。日本でもスポーツクラブの一環としてヨガ教室があり、老若男女問わず幅広い世代の人がヨガ教室に通っています。
 今回は、転職をした人が始めの半年でするべきことをテーマとする。この場合の転職とは20代後半〜30代後半までくらいの、いわゆる「キャリア採用」とする。

 「新しい会社に入った以上、1日も早く実績を残さなければいけない」と言う人は多いが、私は誤りだと思う。転職をして早いうちに仕事の実績を残そうとするならば、まずは上司を始め、発言力のある先輩らの警戒心を解くことだ。その上で周囲と良好な関係を作ろうとする姿勢を演出することが大切だ。

 転職で失敗する人は、この発想がない。むしろ、職務遂行能力が高ければそれで上手くいくと思い込んでいる。これでは、上司や口うるさい先輩らからすると、「あいつ、偉そうに」「おい、つぶしてやれ」となる。

 ここで「受けて立ってやる」と思うのは幼稚だ。会社という組織は、権限を持っている者が勝つ。その人に群がるほうが俄然、有利な仕組みになっている。こういう力関係を下の者が崩すことはできない。力関係は、会社が認めた権限をベースにしている。仕事ができる、できないなどは関係ない。

●仕事ができれば認められる?

 「仕事ができれば認められる」と考えるのは、個人事業主の発想だ。会社は、それとは違う論理で動く。個人事業主に上司はいない。人事評価もない。一方で、会社員の優劣は上司が決める。自分で判断することはできない。配属部署はもちろん、担当する仕事すら、自分で決めることができない。

 上司や実力のある先輩らは、重要なキーパーソンと言い切っていい。この人たちを敵に回して転職は成功しない。転職者は新参者。採用試験時では、曲がりなりにも「キャリア」を買われて雇われた。それならば一層のこと、周囲の警戒心を解くことが大切だ。

 先輩らから警戒されないならば、転職は失敗だったと言える。会社は競争社会である。昇格をめぐり競い合い、ときにはつぶし合いをする「闘いの場」なのだ。上司や先輩らが新参者においしい仕事や発言力を奪われるのを警戒し、「早めにつぶしてやろう」と思うのが当たり前。これが、競争社会というもの。競争がない会社は業績が低迷し、給与も賞与も伸び悩む。そんな会社に明るい未来はない。

●転職者が気を付けたい3つのポイント

 ここまでを踏まえて、私の考えを述べると次のようになる。

 「転職をして新しい会社に入った以上、会社の社風や文化になじむ努力をする姿を演出する。それと並行し、配属部署の上司や発言力のある先輩らの警戒心を解き、良好な関係を作ろうとする姿勢を演出する。まずは控えめな姿勢に徹し、半年経って以降、仕事がしやすい環境を着々と作る」

 ポイントは、以下の通りだ。

1.組織や職場になじむ姿勢を周囲に見せる
2.特に上司や発言力のある先輩らの警戒心に注意する
3.良好な関係を作ろうとする姿勢を演出する

 1はビジネス書ではほとんど書かれていないが、特に転職者にとっては大切だ。役員や人事部は「転職者は、新卒者に比べると組織の文化になじめない」という意識を持っている。実際、ほとんどの会社では新卒者よりも中途採用者のほうが離職率は高い。

 やや話がそれるが、ベンチャー企業で順調に業績を上げる会社は創業の早い時期に新卒採用に踏み切っている。これは経営者からすると、リスクの高い選択である。私が観察をすると、その半数近くは数年以後にはその新卒者がある程度、育っている。定着率が中途採用よりも高いため、人も育ちやすいのだ。一方で中途採用者に頼る会社は離職率が高く、組織を作ることがなかなかできていない。業績も伸び悩む。

 転職者は色眼鏡で見られていることを認識し、組織や職場になじむ姿勢を見せることが大切だ。それが、上司や発言力のある先輩らの警戒心を解く。例えば、入社した直後に上司のところへ行き、「私を雇ってくださいまして、ありがとうございました」と言いたい。これこそ、職場になじもうとする姿勢である。

 中途採用試験の場合、その多くは現場主導型で進む。営業部員を雇うならば、そこの課長や部長たちが面接官をして合否を決める可能性が高い。ここで低い評価を受けて、内定になる可能性は相当に低い。現場の管理職が「あの女性に内定を」と言えば、人事部は受け入れてその女性に内定の連絡をするものだ。

 それならば真っ先に上司のもとへ走り、「私を雇ってくださいまして、ありがとうございました」と言えるようになりたい。

●「実績で決着をつけてやる」と考えない

 上司を味方に付けると、その周囲にいる先輩たちからもある程度、信用される。上司からすると、自分を中心とした体制に新参者が入り、それに従う姿勢を示したことで一段と信用する。大多数の上司は、防衛本能を持っている。自分を中心とした体制を作りたいと願っている。部下をする以上、その心理を忘れないことだ。

 ここで注意をしたい。ここまで来ると、先輩の中で「こいつ、気にいらない」と思い、上司が見ていないところでいじめなどをする人がいるかもしれない。

 その際、大事なことは力で勝負しないことだ。「実績で決着をつけてやる」と考えないことだ。転職で失敗する人は、得てしてこの力技で闘おうとするから、その先輩だけでなく、ほかの先輩、さらには上司までを敵にしてしまい、自滅する。

 転職者は、まずは自分が仕事をしやすい環境を作ることに力を注がないといけない。このインフラ(基盤)ができていないと、職務遂行能力が高かったとしても、実績は残せない。

 自分の足を引っ張ろうとする先輩には近寄ることなく、離れることもなく、あいまいな姿勢でいよう。あいさつは大きな声でして、揚げ足を取られないようにしたい。相手は、因縁を付けるきっかけを探している。対抗策としては、上司や周囲にいる先輩との関係を一段と強くすること。そして、後輩にも腰低く接する。1人でも多く味方を作ろう。足を引っ張ろうとする先輩の包囲網を作るのだ。

 ただし、敵意を悟られてはいけない。3で説明した「良好な関係を作ろうとする姿勢を演出する」ことを忘れないこと。おとなしく振る舞い、裏では上司や先輩、後輩を味方に付けること。この体制を少しずつ作ると、職務遂行能力を発揮する下地が整う。半年間でここまでできれば、それ以降はじわりじわりと頭角を現し、自分にとって都合のいい職場にしていけばいい。

 「新しい会社に入った以上、1日も早く実績を残さなければいけない」などと、信じている場合ではない。会社員経験が浅いコンサルタントや、ベンチャー企業の経営者がゴーストライターを使い、ビジネス書でそう書いているのだが、そんな甘い考えに感化されると、転職で上手くいかない。また、数年以内に辞めてしまうのではないだろうか。

【吉田典史,Business Media 誠】

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