Mar 18, 2010

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 国内最大の電機/ITの総合見本市「CEATEC JAPAN 2011」。今年のテーマ「Smart Innovation ――未来をつくる最先端技術」の「未来」を象徴するのが、毎年、会場のあちらこちらでみられるロボットたち。今年のCEATECでも、人の暮らしを豊かにするために活躍している。

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 いま、われわれの生活に最も身近なロボットといえば、お掃除ロボットだろう。アイロボットの「ルンバ」シリーズからリリースされた「ルンバ7900シリーズ」は、独自テクノロジの「高速応答プロセスiAdapt」を搭載している。

 毎秒60回以上考えるという「人工知能AWARE」が、「調べる」「考える」「掃除する」プロセスを制御。部屋の形状、広さ、汚れ具合などの情報を瞬時に分析し、理想的な清掃動作を実現する。同じところをさまざまな角度から平均4回も掃除してくれるスグレモノだ。

 人の代わりをしてくれるいう点で、ロボットは大切な存在である。NECが参考出展するコミュニケーションロボット「PaPeRo」は、最新のクラウド端末「LifeTouch」と連携して、自宅の監視・セキュリティや高齢者のみまもりに活躍する。

 「PaPeRo」はステレオカメラや音声認識機能をもっているので、例えば遠隔地から「LifeTouch」で「PaPeRo」を操作し、家族の様子や音声を聞くことができる。また、端末に入力した言葉をしゃべらせれば、このかわいい家族を通し、スムーズなコミュニケーションが実現する。

 お茶の間でもおなじみのムラタセイサク君とムラタセイコちゃんは、CEATECでも愛嬌を振りまいている。二人は、村田製作所のマスコット兼最先端技術ロボット。ジャイロセンサで揺れを検知し、胸の円盤を回転させバランスを取っている。この“倒れない技術”を応用し、今年は電動歩行アシストカーを発表した。高齢者の安全な歩行や、重い荷物の運搬を助けてくれる。

 最後は、人とロボットの共存を肌で感じられるサイバーダインのロボットスーツ「HAL」。「Hybrid Assistive Limb」の略で、体に装着することで身体機能の拡張や増幅を実現するサイボーグ型ロボットである。

 人が筋肉を動かそうとしたとき、脳から筋肉に神経信号が伝わり、筋骨格系が動く。「HAL」は、そのときに皮膚の表面から出る微弱な生体電信号を読み取って、装着者の筋肉と連動して関節を動かす。

 来場者が「HAL」を装着し、行われたデモンストレーションでは、来場者の腕に付けたセンサとデモ機の片足をつなげ、腕の曲げ伸ばしに反応する「HAL」を披露した。「HAL」はすでに一部医療・福祉機関で、高齢者や障害者のリハビリや身体機能支援に使われている。

 たゆまぬ進化を続けるロボットたち。本格的な共存のときが来るまで、毎年、われわれに成長した姿を見せてほしい。両者が一緒につくる明るい未来に期待したい。


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 国内最大の電機/ITの総合見本市「CEATEC JAPAN 2011」。発売に注目が集まっていたものの、なかなか登場することのなかった製品が、「CEATEC JAPAN 2011」でついに姿を現した。その待望の製品たちを紹介しよう。

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 6チャンネルの地デジ番組を15日分ストックできるのが、東芝の「REGZA サーバー」だ。同じような機能は、すでに「CELL REGZA」など、一部の薄型テレビで搭載していたが、サーバーでの登場となった。「地デジ番組をそんなに見るだろうか」という素朴な疑問も湧くが、実際に使うと、根本的に「放送時間」という時間に縛られる概念がなくなる。それだけに、今後の普及が楽しみだ。

 昔、ロボットがお姫様からの3Dメッセージを映写する場面から始まる映画があった。お姫様の映像は、360°どこから見ても違和感のない3D映像。これが現実のものになった。

 日立製作所は、実空間上に3D映像を重ねて表示する「実空間融合3Dディスプレイ」を参考展示している。上部から物体に向けて3D映像を照射することによって映像を融合。裸眼3Dのオブジェクトが浮いているかのように見えるのだ。それは、まるでホログラムのよう。実用化はまだまだとのことだが、まさに未来を感じる技術といえる。

 パイオニアのブースで注目を集めているのが、「AR HEAD UP DISPLAY」と名付けられた次世代車載ディスプレイ。AR(拡張現実)技術を搭載し、フロントガラスの手前に配置した専用プレートに、地図や進行方向などの情報を表示する。すでに実用化に向けた検討が進んでおり、来年度(2013年3月期)中の製品化を予定しているという。「ARカーナビ」に続く新たなカテゴリの製品として期待がかかる。

 さらに、パイオニアは、新たに事業化を予定しているサイクルコンピュータを展示していた。Android OSを採用し、タッチ操作で走行距離や時速などをチェックすることができる。

 「スマートテレビ」の周辺機器として、おもしろい製品を見つけた。アルプス電気のブースにあったリモコンだ。ちょっと大きめのリモコンで、側面を開くと、タッチパッドつきのQWERTYキーボードが現れる。手軽に文字入力やカーソル操作ができるのだ。スマートテレビが主流になったとき、このリモコンは大いに役に立つだろう。


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